[188] 続報にせオークション２ 投稿者：むろと 投稿日：2003/05/12(Mon) 12:56

出品者の返答、ついたようです。▼
http://www.elendili.net/imladris/yaaoo2qa.html

＞しえ様

thranduil-3さん、今頃まっしろに燃え尽きてることでしょう。
どうもありがとうございました、まで言われてしまっては
引くに引けますまい。　倍　額　で　。

裂け谷情報筋からの貴重な情報どうもありがとうございました。
>>どうみても間違えようのないワガママ難題っぷり
狼狽のあまり、うっかり本メアド晒してますしね！＞king
あ、haldir~さんには、おそらく出品者のほうからあとで個人的
にこっそりと何かが渡される（近所ですし…）と思われるので、
ビルボは心配しなくて大丈夫でしょう。他の入札者の方々も、
おそらく事態を楽しんでおられるのではないかと思われます。
それより、CDを聴いてみた老ホビットの感想が気になります（笑）

［75］出品者様の中の人へ 投稿者：しえ 投稿日：2003/05/18(Sun) 22:36

お疲れ様です（笑）。
どうやったらこんな企画が…と腹よじりつつ、細部のこだわりに
驚嘆しつつ、楽しませて頂きました。しまいにはこらえきれずに
ビルボの中の人が入札してしまい…その際はnerwen_g様には
大変よくして頂きありがとうございました、とのことです。
エステルのぞみ便がつきましたので、評価のほうつけさせて頂き
ます、と。
でも「王様ごめんなさい」とか口走って、まだ封開けてないらしい
のですけど。

エステルのぞみ便にはお約束通りオールド・ヴィンヤードをことづけ
ましたが、その内の一本をねぎらいつつ渡すついでに、ビルボが
「就職かなったようでめでたいね。プーじゃアルウェン姫迎えに
これないものな、でもロリアンの運輸会社なのかい、聞いたことは
ないけれど。社員は他にいないのかい」とうっかり聞いてしまって
エステルが泣きながら酒瓶引っ掴んで走り去っていった模様。
金髪武官が後追っかけて残り二本を持ってゆきました。

それにしてもnerwen_g様のやり手っぷり。
一つの指輪で支払っていたら、どんなにか美しくも恐ろしい
冥王が誕生していたかと思うと慙愧の念に耐えません。
そしてハルディアはすっかりいたいけ初心なイメージで定着し…
今はthranduil-3さんのその後の出方が気になります。
またしてもブラリス逝きなのか？！

ともあれ楽しうございました。

［78］Re:出品者様の中の人へ　投稿者：まりの 投稿日：2003/05/23(Fri) 14:10

「まだお聞き頂いておらぬとは、残念至極。
ワイン美味しく頂きました。
また出品しましたので、ぜひご覧下さいね。」とのこと。
（いっそバカオークションコーナーでも作ったほうが良いのか？）
いやしかしサイトの雰囲気が…

nerwen_gさんは大変心が広いので、ブラリス行きなどにはなさらないと思います。
むしろヤな奴に落札される位なら、男女らしく別IDで　自　己　落　札。
（…こういう人とは絶対モメたくないものです）

Subject: ビルボの中の人より NEW
Date: Thu, 5 Jun 2003 22:39:21 +0900

裂け谷情報特派員、リンディアです。
我らが白毛の小さな友人におかれては、幸運にも先日競り落としたCDを、
いつ聴くのかと裂け谷ロムラー連の評判でしたが、ちなみにその際の
やりとりは谷のエルフ全員というものがモニターの前で注視して、終了
直前にはたいそう回線重くなったようですけど。そんなわけで、いつ聴くか、
いつ聴くかと楽しみにしてたんです。私がバラしちゃったんですけどね。

さて先日、ビルボが珍しく晩餐のお代わりの、後のデザートのそのまた
お代わりの後に、ビールを所望した。これはと思いましたね。何しろ届いて
から――まああのバレバレのIDじゃ仕方もないけれど――「王様ごめんな
さい」なんぞと頭を抱えるばかりで、あやうく現物はマルローンの葉っぱで
絡げたまま、ビルボの裂け谷マゾム逝きかって、一同心配してたんですから。
まったく、あの晩ほどエルフの耳が長く延びた夜はない！ビルボが自室に
下がる前に、気がついてしまわないように、二公子ですら顔を引き締めて
妙に真面目な晩餐後のいっときでした。まあなんというか――恐ろしい
武官殿の眼もありますし、さすがにビルボの部屋のテラスの真下にひそんだり、
隣の部屋の壁に張り付いたり、はしてません。ビルボのために取り寄せた、
特別なビールの樽を部屋まで運んであげた後、その少しあとに、また部屋の
前を通りかかっただけです。偶然です。

そうしたらどうです。中から弾けるような気持ちのよい笑い声。楽しくて、おかしくて
たまらない、といったような。思わずノックして声をかけたら、あちらから出て
きましてね。なみなみビールを満たした木の杯抱えて、にこにこ上機嫌でいる
のでね、ついCDはどうだったの、と聞いてしまった。ああ、だって、ビルボは
すっかり酔っているようだったから。
「私は馬鹿だった。エルフの皆さんが、あんまり綺麗で超然としているのでね、
てっきりそういうたぐいのことはないのかと思って――子供なんかも、夫婦が
手をつないで寝ると西方から大きな鳥が飛んできて、あるいはマルローン樹
みたいに大きな樹のうろに宿るのかと思ってね！なんだ、ホビットと同じだった
んだ！ああ、何だか安心した。――それにしてもねえ、スランドゥイル王も、
あんなに慌てなすって、よっぽど私に聴かれたくなかったのかねえ！私が
何も知らない子供だとでも思っていらした！あんなに思わせぶりをおっしゃって、
人をどぎまぎさせなすったくせに。何ておかわゆらしい方だろう！」

私は彼を、白毛と言えども年若の友人ぐらいに思っていたけど、その時は、
あのペレグリン・トゥック殿の言う――「我らがおじいちゃん」にビルボが見えた。
楽しそうに、嬉しそうに笑っていましたよ。次に逢う時は、スランドゥイル王も
今までのようにはいかないのじゃないかな。何しろ反撃する気満々ですよ！
我らがおじいちゃんはね。

　　　　　　　　　　　　　☆　　☆　　☆　　☆　　☆

がんばれスラ王。